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和式鍛造ナイフ専門店 宗正刃物ナイフ包丁特選

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■刃物類の販売に関しまして
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ご注文の際は必ず生年月日をご記入下さいませ。
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■銃刀法について(必ずお読み下さい)
所持許可証について:和式狩猟刀や洋式ナイフ等一般刃物は“銃砲刀剣類”ではありませんので所持許可証の必要はありません。
携帯につて:和式狩猟刀や洋式ナイフ等一般刃物は、そのサイズに関係なく正当な目的(キャンプ、釣り、狩猟等)以外には絶対に持ち歩かないで下さい。
※もし、キャンプ等に携行する場合は、その目的に合った服装をし、更に、直ちに取り出し、使用出来ないよう布等で厳重に包み、リュック等に収納して現地まで携行して下さい。
所持について、銃刀法の「刀剣類」とは、刃渡り15cm以上の刀・脇差・短刀や5.5cm以上の剣(西洋の剣)のことであり、和式狩猟刀や洋式ナイフ等一般の刃物が15cm以上であっても、所持(自宅に保管)は許されています。

秋友義彦作  剣鉈 玉杢目肌 乱紋丹 尺寸・両刃

秋友義彦作 剣鉈 玉杢目肌 乱紋丹 尺寸・両刃
Yoshihiko Akitomo Hunting Knife Tamamoku Midaremontan 300㎜・Double Bevel

お買い上げありがとうございました

120,000円 税抜

商品コード: M2807-101

玉杢目肌乱紋丹 尺寸・両刃

雄渾にして清冽な大業物、玉杢目肌乱紋丹 尺寸!

秋友義彦(あきともよしひこ) 作(Yoshihiko Akitomo)
剣鉈 玉杢目肌乱紋丹尺寸・両刃
けんなた たまもくめはだみだれもんたん


[スペック/SPEC]
全長(Full Length) 約510㎜
刃長(Blade Length) 約300㎜
刃厚(Tickness) 約6㎜
重量(weight) 約580g
刀身(Blade)=日立安来鋼白紙2号(White #2)にダマスカス積層鋼を本割込鍛造
柄(Handle)=樫に麻糸巻き、特殊樹脂塗布
ヒルト=ステンレス
鞘(Sheath)=仕様変更により、画像の鞘とは異なります。(黒石目)
国産品(Made In Japan)

<ご注意>
こちらの商品につきましてはご注文後、半金(税抜き価格の半額)を頂戴致します。半金のお支払い方法は銀行振込のみとなっております。残りの代金につきましては、クレジットカード、銀行振込、代金引換でのお支払いが可能です。


秋友義彦(あきともよしひこ)
昭和19年生まれ。土佐在住。中学を卒業と同時に二代目義光に師事。昭和39年三代目を襲名独立。四国の刀匠を訪ね歩き甲伏の秘伝を修得。







めったに手に入らない希少の本鰐皮を少量入手。しかも、何の因縁か平安の昔、古事記の「因幡の白ウサギ」に登場したと考察する鰐(インドガビアル科)だから余計に驚いている。
ワシントン条約で鰐は輸出入禁止となっている。本作の鰐皮は、人工養殖のインドガビアル科の鰐。もちろん、輸入許可が無ければ、税関で没収処分されてしまう。入手困難な希少の貴重品だ。
古来より鰐皮は魔性の動物として強大無敵の象徴。その皮革は、内に堅固な骨を秘め、その堅牢強靱さから、武将の盾や甲冑に貼られ重宝されてきた。

< 解 説 >

岩手県は沢内村(さわうちむら)の碧祥寺(へきしょうじ)博物館に眠る、東北マタギの山刀(やまがたな)を取材し誕生した<玉杢目肌乱紋丹鰐鞘拵又鬼(たまもくめはだみだれもんたんわにさやこしらえまたぎ)尺寸。
復刻したのは、土佐の鬼才、日本刀作刀の鍛法甲伏(こうぶせ)や乱紋丹(みだれもんたん)でその名を馳せる秋友義彦(あきともよしひこ)。

本作は、水面(みなも)に墨を流したような墨流し模様の美しい“玉杢目肌(たまもくめはだ)”(高級ダマスカス)の地金(じがね)に日立安来鋼白紙2号(White #2)を割り込み、手打ち鍛接した乱紋丹(みだれもんたん)。

“乱紋丹”は、日本刀のような互(ぐ)の目(め)模様を現わす刃紋。その技は、高難度にして打てる鍛造師は、四国三郎と秋友義彦の二人だったが、今では四国三郎も引退し、秋友義彦の独壇場だ。

柄は、樫の古木柄に麻糸を丹念に重ね巻きし、さらに特殊樹脂を塗布。

特筆すべきは、入手困難な本鰐皮(ほんわにかわ)を贅沢にも六山貼った黒石目(くろいしめ)の木鞘。

鰐は、平安の昔から"和邇(わに)"と称され、古事記の「因幡(いなば)の白ウサギ」の中に、白ウサギが淤岐島(おきのしま)から稲羽(いなば)まで海を渡ろうと和邇(鰐)を並べて渡った話が残っている。

その他、平安の「和名抄(わみょうしょう)」には、和邇は鰐の事であり、スッポンに似て四足あり、口バシは3尺。はなはだ歯が鋭いとある。

とは云え、鰐の生息域は熱帯から亜熱帯。恐らく、古代日本の東北地方が湿暖だったとしても、鰐の話は、東南アジアから黒潮に乗り、黒潮文化として日本に流れついた説話の可能性が大と考察する。

古来より鰐は、魔性の動物として強大無敵の象徴。その皮革(ひかく)は、内に堅固な骨を秘め、その堅牢(けんろう)強靱(きょうじん)さから、武将の盾や甲冑に貼られ重宝されてきた。

それ故、古代エジプトでは豊穣、インドでは神聖、日本では船の守護神「金毘羅権現(こんぴらごんげん)」(サンスクリット語で鰐)となり、さらに、アマゾン流域では、鰐のペニスが幸運を呼ぶと伝えられている。

そんな強い運気の上がる鰐皮を装備した「玉杢目肌乱紋丹尺寸」。雄渾にして清冽。凄まじいまでの迫力を放射し、その刀姿の底からは、目の肥えた男だけが見分ける事の出来る気品と風格が匂い立つ。


※鞘は仕様変更となります。画像とは異なります。