0 合計 0円

現在カート内に
商品はございません。

和式鍛造ナイフ専門店 宗正刃物ナイフ包丁特選

宗正刃物公式ショッピングサイト|正統刃物を取り揃えています

商品によって【納期】は異なります。詳しくは商品詳細より確認ください。海外発送はこちら
海外向け英語サイトをOPENしました。

Delivery date is depends on products, please ask us by Email. We ship to all over the world, please click here. We opened english version website, please check it out.

宗正刃物公式ショッピングサイト|正統刃物を取り揃えています

納期は商品詳細をご確認ください。海外発送はこちら

Please ask delivery date. English website here.

ご注意事項 NOTICE

■刃物類の販売に関しまして
当店では、20歳未満の方に対しての刃物類の販売はいたしておりません。
ご注文の際は必ず生年月日をご記入下さいませ。
また場合により、お買い上げの際、身分証明書類のご提出を求めることがございますのでご了承くださいませ。

■銃刀法について(必ずお読み下さい)
所持許可証について:和式狩猟刀や洋式ナイフ等一般刃物は“銃砲刀剣類”ではありませんので所持許可証の必要はありません。
携帯につて:和式狩猟刀や洋式ナイフ等一般刃物は、そのサイズに関係なく正当な目的(キャンプ、釣り、狩猟等)以外には絶対に持ち歩かないで下さい。
※もし、キャンプ等に携行する場合は、その目的に合った服装をし、更に、直ちに取り出し、使用出来ないよう布等で厳重に包み、リュック等に収納して現地まで携行して下さい。
所持について、銃刀法の「刀剣類」とは、刃渡り15cm以上の刀・脇差・短刀や5.5cm以上の剣(西洋の剣)のことであり、和式狩猟刀や洋式ナイフ等一般の刃物が15cm以上であっても、所持(自宅に保管)は許されています。

刀匠・二十五代藤原兼房作 刀(白鞘拵) Swordsmith・25th Kanefusa

刀匠・二十五代藤原兼房作 刀(白鞘拵) Swordsmith・25th Kanefusa Fujiwara Sword

価格はご相談ください

商品コード: M1812-401

刀(白鞘拵)

刀匠・二十五代藤原兼房が問う。初代より受け継がれし鍛刀の技

刀匠・二十五代藤原兼房(ふじわらかねふさ)
刀(白鞘拵)


商品番号 M1812-401
 
[スペック/SPEC] 刀身長=約2尺4寸(730mm)/元幅33mm/茎長190mm/反り21mm/切先58mm/元厚7mm/総丈960mm/刀身重量(柄含む)980g/総重量1270g/刀身(Blade) =玉鋼(Tamahagane)/姿(Shape)=鎬造り、掻流し、二筋樋入れ、庵棟/地肌(Texture)=板目、埜まじり/造り=四方詰め/刃紋(Hamon)=互の目乱れ(Gunome-Midare)、刃に働き激しく現われる/はばき=金きせ2重/茎=生ぶ、先栗尻、鑢目勝手下る/刀剣袋/刀剣用お手入道具セット/国産品(Made In Japan)/
※銃砲刀剣類登録書付。
※お届けまでに1年前後かかります。
※※本商品に関しまして、お客様のご都合によるご注文のキャンセル、返品は承りかねますので、ご了承下さいませ。

<ご注意>
ご注文後、半金(税抜き価格の半額)を頂きますのでご了承下さい。 半金のお支払い方法は銀行振込のみとなっております。残りの代金につきましては、クレジットカード、銀行振込でのお支払いが可能です。



厳選された朴の白鞘は、清楚にして雄渾な特別誂え。二十五代が認める腕ききの鞘師の逸品だ。
 
雅(みやび)やかな高級西陣刀袋に納まる、刀匠・二十五代藤原兼房の日本刀真剣。


刀匠・二十五代藤原兼房 【Kanefusa Fujiwara】

昭和32年生まれ。
昭和50年、刀匠・月山貞一に入門。昭和58年、父二十四代藤原兼房に師事。昭和57年、文化庁認定の刀匠となる。新作名刀展に於いて優秀賞、努力賞を受賞。全日本刀匠会理事。関伝技術保存会理事。関伝刀匠会会長。


< 解 説 >

鎌倉時代より750年の伝統を誇る、刀匠の里、岐阜県関市。関の刀鍛冶発祥は、寛喜元年(1229年)、伯耆国(ほうきのくに)(現在の島根県)より来住した「元重(もとしげ)」が祖とされ、関市内の千手院境内には、「刀鍛冶元祖、元重の碑」が建てられている。

元重の鍛錬所開設後は、元重の弟子や、各地の名匠がこの地に定着し、“関鍛冶七流(せきかじしちりゅう)”が誕生することとなる。中でも、関の孫六(まごろく)で有名な孫六兼元(まごろくかねもと)、静三朗兼重(しずさぶろうかねしげ)、初代藤原兼房が名工として知られ、特に初代兼房(かねふさ)の丸みを帯びた独特の刃紋が、「兼房丁字(けんぽうちょうじ)」として衆目を集めた。

“関”の室町時代より続く刀匠・藤原家に生まれる。少年期は、二十三代祖父に可愛がられ、祖父の鍛刀を見て育つ。昭和50年、高校を卒業と同時に人間国宝、刀匠・月山貞一の門を叩き、以後8年間の内弟子修業に入る。師、月山貞一からは、精神修養と鍛刀技術、さらに刀剣彫刻を盗み学ぶ。その間、一番の思い出は、師、月山貞一と共に渡米し、ボストン美術館での日本刀作刀技術と、刀剣彫刻の実技公開、という。
昭和57年、文化庁より認定、刀匠となる。昭和58年“関”に帰り、父二十四代藤原兼房に師事。同年、新作名刀展に初出品、初入選となる。昭和59年二十五代藤原兼房日本刀鍛錬道場を開設、二十五代藤原兼房を襲名する。

以後、天皇家の守短刀を、お造りし、明治神宮及び熱田神宮に刀を奉納。大相撲横綱の太刀、四十一代四条司家(しじょうつかさけ)の鉾様式宝刀(ほこようしきほうとう)を作刀。また、父二十四代と共にレイテ島、サイパン島、ガダルカナル島の砂鉄で「鎮魂の刀」を作刀。それぞれの島に奉納供養、頭の下がる思いである。

平成17年、新作刀展覧会において念願の薫山賞(くんざんしょう)を受賞。祖父、父とともに親子三代の受賞である。今回発表の《刀(白鞘拵)》は、薫山賞(くんざんしょう)受賞に弾みをつけた会心の一作であり、天皇家に守短刀をお造りした実績を持つ、二十五代兼房の入魂の絶品である。

銘は、二十五代藤原兼房作。刃身は、玉鋼(たまはがね)。造り込み四方詰(しほうづ)め。地肌(じはだ)は、板目(いため)、埜交(もくま)じり。刃紋は互(ぐ)の目乱(めみだ)れ、刃に働き激しく現われる。はばきは金着(きんきせ)二重。鞘は、清楚な白鞘拵。「作品展で、受賞するような刀は、目にした瞬間、心に訴えるものがある。重要なことは、姿と地金(じがね)のバランス。優れたもの程、明に透かすと、太陽の出ている時の雲のような冴えを感じる」という。二十五代藤原兼房作《刀(白鞘拵)》、その刀姿美は、凛として清冽。吸い込まれるような妖しさと、霊妙なる冴えを見せつける。

※銃砲刀剣類登録書付。